毎日パーチ漬けな日々の今月の一枚

ParchmentCraft

『2016フェアリーズ』掲載作品

 

素敵な贈り物

カードに思いをして添えて

 

一枚のカードですが、こころを込めて作成いたしました。

 

大好きな大好きな葡萄を描きご満悦。

 

難しいといわれるペイントですが、お作法は置いといて(笑)楽しんで描きたいように描いてください。

 

3Dのカードは初心者の方でも楽しめるようにと中身を変えればまた違った印象になります。

 

誰かを思いながら一枚のカードを作る時間を楽しんでください。

 

#parchment #パーチメント #素敵なカード #Card #Fairies2016

 

Paul Gauguin et Tahiti
「ゴーギャン タヒチ移住120周年記念作品展 in Tahiti」 

出展作品 「流 華」

 

昨年の2015年のこととなりましたが、ご縁がありまして、タヒチ市庁舎にて作品の展示をさせていただきました。

開催中、タヒチ航空(エアタヒチヌイ)の機内誌にも掲載されました。

 

花のエンボスをずっと自分なりに練習し何点かの作品を作成していましたので、そろそろ次の作風に移ってみようかと思っていた矢先のお話だったので、どーーーーんと挑戦してみました。

滅茶苦茶楽しかった作成期間だったと記憶してます。

 

額全体で一つの作品ということも意識を持ちながら頭のイメージや想いを形にすることができてとてもいい機会でした。

 

これ以降さらに色々なお声がかかるようにもなってきてましたが、この作品で海外のお話は全てお断りしています。

もう少し足元を固めなければいけない時期の気もしていたし、話が大きくなってきて怖くなったいうのも正直なところ。←珍しく消極的な(笑)

 

今でもいろいろなお話があるのですが、どうもうまく時間が使えなくなってきて・・・。歳かな??

 

まぁ、その後スランプにもなったりで、作品が作れないという恐怖も味わい(私の作品のほとんどはオリジナルです)ったりと、抜け殻にもなっちゃって、なかなか面白い経験もしました。

今はすっかり抜け出して、作りたいものだらけ。ドンだけ強いんだかwww

 

そして、気がつけばこの子を一度もご紹介してなかったと、急にかわいそうになり、この間ちょこっとFBでアップしましたがちゃんとここで紹介してあげなければと、やっとアップいたしました。

 

「アルハンブラ」に続いての大事な作品です。

 

#パーチメント #パーチメントクラフト #ゴーギャン #タヒチ

 

 

 

 

オーダー作品のご紹介 「菊池桃子様 30周年記念 お祝い額」

 

3月のとある日に、私がこの仕事の前のフリーランスの時代からお付き合いのある「ウイル」の代表取締役 奥山睦様より「大学院時代の後輩の桃子さんの30周年記念の額の作成のご依頼を頂きました。

 

はい、あの「菊池桃子」さんです。以前よりご後輩であることやいろいろご相談を受けられていたことも存じ上げていたのですが、このような運びになるとは驚きました。

 

もちろん、お受けいたしました。

奥山さんは私(たち)にとって、ランドマークの様な方なんです。

先日も相棒(フリーランス時代の)と話をしていた時に「奥山さんは指針なんだよね。こんなとき、奥山さんならどう考えるんだろうって思うんだよね」と言ってました。

仕事ではご一緒したことはないのですが、働く女性、特にフリーランスにはまさに「ランドマーク」の様な方です。最近は男性からも指針にされている気がいたしますが。

 

とっても嬉しいご依頼です。

 

早速お話を伺おうと思ったのですが、それはそれはお忙しい方。何足のわらじをお持ちなのかしら??

なかなかお話をうかがうことができなかったために、私自身が考えた何点かのラフ案をお持ちしてその中からお選びいただくことにしました。

 

アイデアを探しに街や本屋やネットをフラフラし4点ほど書き上げてご確認をおねがいいたしました。

その中の1点をお選びいただいたのですが、帰り道に「彼女は大輪の花ではなく、柔らかい優しいイメージです」の一言を頂き、「もう一度、ラフ案をやり直してお持ちしてよろしいですか?」とお時間を頂きもう一度練り直し。

 

後日3点のラフ案を完成させ、ご確認いただきました。

 

その中の1点に私のデザインではない柴田先生の本の中のカードをアレンジしたものを入れさせていただきました。そのカードを見たときに「あー、このイメージなのかもしれない」と思ったんです。

 

やはりそれをお選びになりました。

 

悩みました。折角のお話です。出来れば、全部自分のデザインで完成させたかったのですが、イメージと合うものを見つけた以上、自分のプライドよりご依頼主様の想いを大切にしなくてはいけないと思ったのです。

 

そこからは、完全オリジナルへの道へひた走るために、線という線はすべてアレンジを加えさせていただき、切り取りやエンボスなどのテクニックを入れ込み、全体に格子の針模様を入れ、イメージだけは残してフルアレンジさせていただきました。ふむっ!頑張った!

私のなかで完全に「私の子」になりました。

 

そして第2段目。ここからはさらに悩んだ中央のタイトル部分

角度や、4隅の模様や針模様、30周年の5月と桃子さんのお誕生日の5月に合わせ、スズランのモチーフなどの選択など練りに練ったのですが、甘くなりすぎたり、寂しくなりすぎたりと、外枠以上に神経を使いました。何度手が止まったことか。

 

やはり、かわいらしく柔らかなイメージを目指しつつも、「大人の女性の愛らしさと桃子さん特融の清楚さ、清潔感」をバランスよく表現するのがとても難しかったです。ただ白だけの2段重ねでは単調すぎでかわいらしいだけになってしまって。

最後の最後まで粘って、落ち着いたピンク系の色合いで染めあげ、それだけでは可愛いらしくなりすぎるために、ゴールドで表面をぼかし、きりっとさせるために周りのレース部分は濃い目のゴールドをまだらになるようにました。まだらにしたのは、濃いままだときつい印象になってしまうためです。

 

額縁もセレクトしたなかから奥山様に選んでいただきました。やはりこの額、作品にぴったりです。

 

お話いただいてから大変でした。桃子さんの出演する番組をチェックし、彼女の発する言葉に耳を傾け、ホームページで衣装や私服をチェックし、ブログを端から端まで読んで、まるでストーカー。

柔らかいイメージの桃子さんですが、さすがに30年!働き、大学院で勉強しなおし、そちらでも成果を上げていらっしゃるのは、柔らかいだけではない強さ。そう、女性の良い強さをお持ちで、浮つくことがなく、足を地につけていらっしゃると感じました。

菊池桃子様のさらなるご発展をお祈り申し上げます!

(実は私の相棒やお友達も桃子さんにお会いしたことがあるの・・・。私あったことない・・・、ぐすっ。ストーカまでしたのに。。。ちがうか。)

 

気を取り直して、

こちら↓奥山様に納品した後にFBに頂いたお言葉です。

 

作品には人間性があらわれます。
先日、 橋本今日子さんにある方へのプレゼント用のパーチメントクラフトの作品をご依頼しました。

私の体調が安定しなかったので、受け取るタイミングを逸していたのですが、先日、突撃納品に来て下さいました^_^

その作品は、とても美しく仕上がっていたのはもちろんですが、細部に彼女らしい手の掛け方がありました。
プレゼントする方をイメージした色彩の施し方や誕生花をさりげなく入れていただいたり。
相手のことやプレゼントをする私のことを配慮して作ってくれたんだなぁ、と思うと胸が熱くなりました。

これが作品の付加価値だと思いました。既存のモノではない、カスタムメイドの一点モノの価値です。


 

涙が出ました。細かな部分を感じ取っていただけていたんです。さらっと見逃してしまいそうな小さな個所だけでなく、そこに込めた思いを感じ取っていただけていたんです。

 

でも、そうやって心をこめて作成するために必要なのは、贈り主様の心が私に届いてくることなんですね。

静かに語られた奥山さんの言葉の中に桃子さん対する想いをとても感じることができました。

 

今までのご依頼いただきた額もそうですが、ご家族や相手を思う気持ちを頂いて、やはり、贈り物の額は共同作品なんだと改めて思いました。

 

最後に、体調を崩されて仕事をセーブなさっていた奥山さん。とても心配で突撃納品をしてしまいましたことお詫び申し上げます。

そんな時にも、丁寧に接していただき、誠にありがとうございました。

強いだけでも優しさだけでもないお人柄、やっぱり「ランドマーク」です!

 

ご依頼誠にありがとうございました。

2014年5月

 

「尊」 

フェアリーズ2014 (紙の博物館 フェアリーズの10年 カラーヴァージョン)

 

MONTHLYと言いつつ、隔月更新(^_^.)

 

相変わらずの言い訳。ちゃんと働いてますよー。

オーダーもあったり、レッスンてんこ盛りだったりと。

 

毎年忙しさがアップ。嬉しいこととします♪

 

2014年フェアリーズ本の掲載作品です。

 

まずは紙の博物館用のホワイト作品から始まりホビーショウではカラーヴァージョンを発表いたしました。

全く同じ柄でカラー作品。

・ティンタ(水性インク)

・ピントゥーラ(アクリル絵の具)

・ピンタペルラ(アクリル絵の具のパール入り)

・ドルソ(パステル)

・ペルガライナー(油性・水性色鉛筆)

 

山もりの色の数々。もう一度同じ色を作れません。

 

white作品を褒めていただいた先生に「カラーも期待しているわよ!」と言われてプレッシャーでしたが、ホビーショウの最中に「いい色ね。特に体の部分。すごくいいよ。」と言っていただけました!

 

うれしぃーーーーーっ!

 

この身体の部分がやりたくて!白のエンボスにも、カラーにも合うこのデザインを探し出したんだものっ!!

 

実はホビーショウの時に体の部分が歪んでいて、一生懸命に会期中に直したのですがゆがみ直らず。

家に持ち帰ってから修正しました。

 

何が起こるのか分からない!納品前はかなり気を使い何度もチェックしたのに変だわ。

でも、若干のサイズに違いがあったかもなので、自業自得ですね。

 

仕上げは気を使っても足りないぐらいだと教訓!

 

いろいろ言いたいことはあったのですが、時間の経過とともに忘れました。

 

詳細と、白との比較でございます。重いかもしれません。一眼レフのデータなので。ごめんなさい。

2014年03月

 

2013年 紙の博物館 フェアリーズの10年 「扇」

 

やっとアップできます。

紙の博物館の展示も既に終わっております。扇が戻ってまいりました。

 

パーチメントでこんなものもできまっせの大物です。

小物も可愛く出来るし幸せですが、大物も手ごたえ十分ですよ。

 

さてさて、説明をば。 

前回の龍の作品と合わせ展示されていたものです。

二つともホワイトワーク。特にエンボスに力を入れた作品です。

ずっと、こつこつ勉強してきたので、最後にエンボス重視の作品を仕上げて次のステップへ進むための物になるように。

 

うーーーん、実は作品の応募の前の説明ではどのような形になるのかとか、作成の為の条件があまり分からず、「えいやっ!」で申し込むのであとで条件見て、「ガビーーーーン」ということになりました。

 

大きい方にすればよかった。

額のほうにすればよかった・・・。と後悔はしたものの完成♪

 

三枚重ねになっております。土台→下の切り抜きの飾り部分→トップのメインの部分。

 

難しかったです。龍よりも。何倍もの時間がかかってしまいました。

何の華にするかの選択から、配置などの構造。

書いてしまえば1行ですが、何枚もコンテ書いて配置を変えたり華を描き直したり。

この位置に落ち着くまでに右往左往。

 

バランス命ですから~。

 

切り抜きの部分は、ホビーショウで買ったレースからです。

もちろんボーダーのレースなので、弧になるように計算して書き直し。

どこを抜いてどこをペイントするのか。で色もあれこれ。

 

あら、デザイン的なことを最初に話してしまいました。

 

この扇は、和でもなく洋でもない国籍不明の「舞扇」を作りたかったんです。

妖艶な大人の踊り子が、情熱的に踊っている様を思い浮かべていただければと思って作成いたしました。

踊っている踊り子も国籍不明で。

 

デザイン本を見ていると、アジアから欧州へのラインで少しずつ変化はしていくものの、実はとっても似たものが多く、やはり陸地はつながっているんだと実感。なので、和でも洋でもない扇が作りたかったんです。

 

実はこの作品、展示中にとっても嬉しい言葉をいただけた作品でもあり、私にとって大事な作品になりました。泣きそうになるほどうれしかったです~。

龍も、他の先輩の先生にお電話いただけておほめの言葉を頂きました。

どちらの先生も私にとっては大先輩。

お二方、全く違う点でほめていただけたので良い勉強にもなり身の引き締まる思いです。

 

多くの先輩先生がいらっしゃいますが、やはり「あー、この方の作品すごい」と、思える先生にほめていただけるのはとてもありがたかったです。

まだまだ足元にも及びませんが、やはり日々頑張るしかないんだと実感。

 

紙博とホビーショウの大物3点の作成は、レッスン・オーダーも増えてきていた日々には、だいぶ無理をしながらの作業となりましたが、作品だけでなくいろいろな意味で確実に成長させてくれました。

 

頑張ってよかったーーー!

 

やっと手元に戻ってきたこの小さな扇は、これまた小さなお教室に鎮座しております。是非見に来て下さいませ。

 

では全体像はこちら↓

2014年1月

 

「尊」 

2013年 紙の博物館 フェアリーズの10年

 

長い間、全くのご無沙汰振りでした。

 

なーーーーーーんにも作ってなかったのではなく、作り続けていた故に全くアップできなかったのです。

自分の作品だけでなく、生徒さんもそろそろ自分で大物を作成するようになっているために、そちらにもかなりの時間を費やしております。

ウェディングボードのレッスンやらクリスマスの額やらと、本当にうれしい悲鳴です。

自分で完成させるのとは違った感動があって新鮮な体験でした。

 

と、それはさておき

 

タイトル通りの 2014年フェアリーズの走りの作品です。

 

まずは紙の博物館用のホワイト作品。

ホワイト作品とは、ペイントなどの色は使わずに白一色で仕上げる作品のことです。

 

今回は、ゴールドとパール系白の使用のみ許可されましたので、スペシャルゴールドを使用いたしました。

ぎりぎりOKをいただいた作品です(ゴールドの使用量とステッカーの使用量が問題になったらしいです(^_^.)。

 

以前の作品で龍好きは説明させていただいております通り、無類の龍好きです。

西洋でも和でもどちらもOK!

 

今回は和でいきました。うろこが気持ち悪いかもしれないと思い、そこは極楽に咲く空想の花に変えて、より一層パーチメントらしくしましたが、それが良かったのか悪かったのかはまだ分かりません。

 

この次に、全く同じ柄でカラー作品を作成いたしました。

先程、長い時間をかけましたがやっと完成。ばりばりのペイント作品です。

ティンタ(水性インク)

ピントゥーラ(アクリル絵の具)

ピンタペルラ(アクリル絵の具のパール入り)

ドルソ(パステル)

ペルガライナー(油性・水性色鉛筆)

・・・これだけを使用したのは始めてかも・・・。

こちらも、色遣いが良かったのか悪かったのかは、まだ分かりません。

 

3年間作り続けていますが、毎回毎回新しい疑問やら迷いが出て慣れるということが全くありません。

 

・・・が、何かしらの成長はあるように思えます。ミミズの一歩ぐらいかもしれませんけど。

 

まだ、カラー作品は公開できませんが、作品の細かな説明や感想は二つ並べて、気持ちが落ち着いてからにいたします。

 

2013年8月

 

「S様 古希お祝い用 ファミリーフレーム」

 

*注意長くてくどいです。

 

言い訳ができないほどあいてしまいました。ブログではアップさせていただいていたのですが、こちらでは今頃になってしまいました。

 

以前作成した米寿のお祝い額をご覧になってご注文いただいた、古希のお祝い用の額です。

 

前回の米寿でタイトルを外出しカードにしてあったのが気に入っていただけたのかしら?

フォトフレーム型が気に入っていただけたのかしら?

 

お父様の写真を入れたフォトフレーム型でのご依頼。

お会いして話をしていた時に「家族からのメッセージをカード形式で入れようっ!」みたいなノリになり、「どうせなら娘3姉妹分入れましょう!」となり、ここまでは、頭の中でデザインもイメージできてました。が、「孫のメッセージも全部入れたいっ!」のご要望。

 

凄い素敵っ! なのですよ。案としては。そのご要望自体が暖かいご家族で、こちらもそんなお仕事ができるのが幸せ家族の一員になった疑似体験?ができて、至福の時間になるので。

 

が、しかし・・・そんなにいっぱいのメッセージカードをどこにいれれば?????

3家族総勢8名分のメッセージ。タイトルに写真。

 

むむむ・・・。いかん(+o+)難しい・・・。

 

唸る唸る。

 

唸りながらも、セットするお写真の画像をいただき、台紙などの基本の色を決めていただき、額の好みをお聞きして手配。(この段階で1回目のの構図案作成 画像1)

 

その合間に、お父様をイメージできるモチーフを考えていただきました。

もうもうもう、めちゃくちゃ楽しくて微笑ましい娘たちのモチーフ探し。「お父さんと言えば!?」の回答がおかしくておかしくて。

いっぱい出てくるけど、全くモチーフの題材にならないものばかりで、でも暖かくて、仲の良い姉妹とか親子関係が垣間見えて。で、俄然力が入っちゃって。

 

で、決定いたしました。お仕事を大事にされたお父様なので、お仕事関係のものをモチーフにと。

生コンクリートの会社を創業され、今は農場を経営されているとのこと。

 

・・・な・ま・こ・ん・・・。・・・ミキサー車・・・タンクになんか梯子みたいなパイプが渡ってる・・だよね?? えっ、パーチで表せる??? 無理じゃないかな・・・。

農場? いいじゃない! こちらはモチーフになるし、元気な仲良し家族にはぴったりのモチーフかも!

とりあえず、構図考えなくては・・・。 

 

なんてところに、もう1つ難題が。「全員手書きのメッセージにしたいっ!」

 

ええっーーーーー、ただでさえ取り扱いの難しいパーチメントペーパー。

そして何より心配していたことが、お客様に負担をかけないようにするには出来上がった作品にメッセージを入れていただくのではなく、メッセージを入れていただいたものにパーチメントを施す。

・・・失敗なくできるか・・・。そもそも目の前で手助けなく初めての方にやっていただけることなのか??などとたくさんの心配事はありましたが、面白い!って思っちゃって「やっちゃえっ!!」

 

などなど、新しい試みや、そもそもモチーフにはならないんじゃない??なんていろんな困難がございましたが、このあとに、全く違う構図を生みだしました。構図以外にも各パーツのデザイン画もいっきに作成。(2回目のの構図案作成とパーツのデザイン画 画像2)

 

紙の山になります。実際にデッサンしたものとか、花や野菜や生コン関係の資料(こちらも紙ベースでは10枚ぐらいだけど調べている時間はすごいかも 画像3)。

生コンの資料の中には、実際の画像を撮っていただいたり、会社のHP から画像をいただいたりと、ここもお客さまにご協力いただいてます。そう、HPのなかに素敵な会社のロゴが。

 

そんなこんなも、とても大変ですが、とにかく楽しいんです。苦しくても楽しいんです。

(苦しいのは未熟故なんですかね。産みの苦しみは慣れません。)

 

一緒に作成してる感覚や、楽しみにしていただいてる感覚が伝わってきて、力になっていくのが素晴らしくって。

 

これがオーダーのだいご味なんではないでしょうか?

作成している私だけれど、ご依頼主様も一緒になって作り上げる。

 

、で、出来上がりがこちら(画像4~)

 

真ん中に生コンの会社のロゴをベースにタイトル、その周りにお母様とお父様のとっても素敵な写真。

それぞれ巣立っていった娘と子供たちのメッセージを家族の輪のように配置いたしました。

 

それぞれのメッセージは、農産物の花と実。花が咲く、実がなるっていい言葉ですよね。まさに花のように咲いた大切な娘たちが、それぞれの場所に根をおろし孫という実をつける。

お父様がお仕事が大好きなのは、そんな家族を守りたかったからなのかなーって。

 

そして、そんなお父様の為にこんな贈り物を考える娘たち。

 

なんか泣けません?私泣けちゃいます。まだまだ良き日本の家族が残ってるではないですか。

 

結局生コンのモチーフがとっても小さくなってしまって、ごめんなさい。盛り込み過ぎてこんな小さくなっちゃいました。

 

でもでも、いかがでしょうか?とっても楽しく優しい作品になったと感じていただけたら幸いです。

 

そして、やはり最後の隠し味(?)に師匠登場。

大体のところまでは、厳しいスタジオのシステムゆえに? ショップがあるがゆえに?とにかく鍛えられ方はうちのスタジオメンバー半端じゃないです。(本当に誰をとっても素晴らしい。あはは、手前味噌ってやつですか)

なので、そのままでもいけるのですが、が、「が」です。後の一塩がまだ足りないのかしら。

 

花の配置のご指示をいただき、ワンランクアップしていただきました(^-^)ちょっとした流れのご指示なんですが、やはりそれが未熟な私にはありがたいことで、師匠の底力でございます。そんな師匠の作品への想いが私にも受け継がれていっているのならうれしいなぁ。

 

ということで、ご拝読ありがとうございました。ながっ!

2013年5月

 

「2013年 フェアリーズ」

 

もう、すっかり夏本番にアップしておりますm(__)m

 

こちらの作品はタイトル通り、2013年のフェアリーズ掲載作品です。

お題は「ATCカード」ATCとは「ArtistTradingCard」の略ですね。

 

パーチメントだけではなくアーティストならだれでも参加でき、既定サイズやらの条件をクリアすれば交換できます。

そして、全世界でやっていることなんですよ。私の手元にも海外の方のカードがあります。

 

本にも書かせていただきましたが、私がATCに参加したのが震災の年から。

なので、とても日本を意識していたり復興の祈りを込めていたので、和柄で折り紙の鶴をパーチメントで表現しました。

それから、ATCは和柄でと勝手になっております。

 

なので、このお題をいただいた時も、やはり和柄だろうなと~、ということで古典文様をアレンジしたものにしました。

基本的にパーチメントで和柄を使用するのは嫌いではないんですね。というか好きなんです。

 

合わなくないんですよ。古典文様などはとっても素敵になります。実際ショップでのジャパニーズフェアには、古典文様で販売致しましたが完売したので、観る方にもしっくりしたのではないのでしょうか。

 

8枚チームなので8柄は私のアレンジ作品、四隅の花のリースは色こそ選べたものの「これ作りなさいっ!」と強制にくっつく(T_T)ものでございます。

 

本にあるものを作るのは簡単なことです。誰でもレッスンを重ねれば、ね。

 

そこから離れて、自分の作品を作り出し、形にするのはとても大変なこと。

どこかから図案を持ってくるのが多いかもしれません。でもその模様をどうパーチにするかだって大変なこと。大概はパーチの本などは参考にしませんからね。

全く別のデザイン本やらなので、好きな柄がパーチにできるともならないのです。

 

ましてや、デザインも自分で考え出すとなるとそれは時間がいくらあっても足りません。

 

あっ、わたしは、ということです。

 

世にたくさんいらっしゃるデザイナーさんだったり、絵描きさんなんかはお茶の子さいさいなんでしょうけど。

 

お陰で、子供が小さい頃にアンパンマンも書いてあげられなかった私が、絵まで描くようになりました。

この驚きは家族の方だったりしますが(笑)

 

イメージに近い図案から、自分の図案に変換していく作業だったり、1から考え出すこともするようになってきました。

 

なので、残念なことに時間は短縮されるのではなく、増えていってしまって(*_*;

 

で、作品のお話に戻りますと、皆さんがほめていただけるのが「藤」

・・・藤はあまりのも完成度が高かったので、古典文様をそのままにしました。

ただし、白黒だったので、この色を作り出し配色を考え出しました。へへ、「いい色合いね!」って言っていただけるので、図案だけで褒められるのではないとしていい?

 

他は、あまりにも小さな作品なので、全て図案は自力で作りだしました。ただしあやめに限ってはあまりにも多くある図案なので似通ってしまっているのも事実。でも、葉の流れや花の向きなどは手書き。自力でございます。

 

菊とボタンは死ぬかと思った…。何度も何度も書き直して、師匠のOKが出るまで長かったー。

 

と、まぁ、大物はなるべく自力のデザインで頑張っております。って作品の感想です。

 

自宅に飾ってありますのでおいで下さいませ。穴のあくほど見てくださいな。

 

細かなところや、色のこと、小さなアイデア詰まってます。レッスンではない技ですかね。

 

2013年4月

 

「米寿の家族写真」

 

ご注文をいただき作製した、米寿のお祝いのフォトフレームです。

家族写真・・・、親族写真ですかね。

 

お父様の米寿のお祝いの宴の写真(2Lサイズ) 。

 

今回の講釈は長いですよ。すっごい大変だったから・・・。

 

ご注文いただいたときに、最初に少しは形を描いてましたが、フォトフレームなので実物を見てからでないとなぁー、なんてのんきに思っていたのは最初だけ。

 

写真を見てガーン。発注者様も「ごめんなさい、写真いいのが一枚もなくて…。」と。

 

写真がちょっと暗くて。

テーブルの上にはお茶碗やらお絞りが散乱していたり、やけにテーブルクロスが鮮明で面積が広かったりと、かなり苦戦(*_*)

 

パーチのそのままの白をご希望でしたが、この暗さの写真ではパーチメントのほうが目立ってしまい、フォトフレームの役目を果たしそうもなかったので、申し訳ないのですが色をつけさせていただきました。

 

華やかなデザインも写真より目立ちかねないのでNG

 

とはいうものの、パーチメントのフォトフレームらしさがなければ、ご依頼して頂いたことが意味のないものになってしまいます。

 

本当に、今回だけは参りました。

作りたいものとのギャップを埋めるのが大変!

 

ま、まっ、なにはともあれ、まずは、モチーフ選び。

 

男性なのでお花の種類も限られました。

モチーフを蘭にしたのは言うまでもなくお祝いに向いていて男性でも違和感がないというところ。

ただ、地味になりすぎることもあり、ちょっとペイントしました。

蘭の横顔なんて美しくないので正面を向けてしまったら、思いっきり平坦でつまらない。

そこで、お茶碗とかおしぼり隠しも兼ねて、カラーの登場。

これ、大成功。パーチのモチーフにはとてもあってますものね。レッスンの課題になるほど相性のよいお花です。そして、あちらこちらに動きを出すのにもちょうど良いこと!

えらいぞっ、カラー!

 

色はどうしよう…。

あまり選べない。このテーブルクロスにピントが合ってるせいで鮮やか鮮やか・・・。

一応、青がいいっておっしゃってたよなぁ。一つぐらいはご希望を入れさせてもらわないと。

とにかく、おさえめな青で行ってみました。

 

そして、後は細かな技法で周りを囲んで。

マルチグリッドを使って、なんとっ!2段重ね!!

 

途中から「私バカよねー、おバカさんよねー♪」が頭から離れないほど、四苦八苦。

 

出来上がりはきれいです! が、こんなことするんじゃなかったって言うぐらい面倒なことになっちゃって(泣)

 

細かなところは、下の画像で見てくださいね。 奥行き出すために一番上を薄い青、2枚目にチョット濃い目の青、そして最後に台紙に濃紺のベルベットの布を巻いて重ねてあります。

 

窓枠の向こうにある家族のほほえみ。って感じでイメージしてみました。

 

・・・と、ここまで来て、恒例のオーダーのだいご味!のお名前やら日にちをどこに入れましょう??

硬い感じなので、格子のフレームのところに入れてしまっては受賞の額みたいで味気ない。

 

・・・と、ここで師匠登場!「外出しのカード!!!」

 

これがよい案で、下の汚い部分がみーんな隠せちゃいました♪

カードを華やかにして、暗いイメージに花を添えることもできていろいろ解決できちゃった♪♪♪ 

 

いつも、困った時に、ナイスなタイミングで助けていただいてます。はい、今回も(^-^)

 

お陰さまで、完成しましたよ。

 

ちゃんと、写真の縁も見えないように合わせてあります。

 

いやー、フォトフレームの難しさを思い知りました。

縁が無作法に見えるのもよろしくないし、写真が主役!となりつつパーチメントの美しさも出し、色合わせは至難ものになる、など貴重な情報も身をもって経験させていただけました。

 

このような機会をいただいたS様、ありがとうございました。

 

自慢ではございませんが、デザイン決めるまでに書いたラフ案は30枚ほど。

 

恐ろしく大変な額でございましたが、終わってみればやはり楽しいお仕事。感謝感謝でございます。

 

あーーーーー、この写真は旦那ちゃん撮影です。センスのかけらもなくこんな小さくなっちゃってどうすんのさっ。

時間を作ってカメラの練習もしないといけないですね。

 

2013年3月

 

2013 ホビーショウ カレンダーキット 11-12月

小さなコンパクトミラーの中の世界に表現された「Cool & Hot Christmas」


窓際のポインセチア。
幸せな笑い声が聞こえるChristmasの「Hot」なリビングのイメージで。

そんな窓の外には、「Cool」 な冷たい雪。
ってことで、結晶をちょっと3D仕立てで。

 

こちらはミニクリスマスツリーにもなります。

クリスマスツリーなんて、世界各国で作られてるから、誰もやってない新しいデザインにするのに、もう吐き気がひどかったこと。

 

ということで、小さな世界の中をお楽しみください。


2013年2月

 

『和』の世界

 

2月も終わりになろうとするころに、滑り込みセーフでの更新ですm(__)m

 

今回はパーチメントで表現する和の作品。

パーチメント作品の代表がレース模様!とおっしゃる方が多いので、「パーチで和?」と思われるかもしれませんが、和の作品もとっても素敵なんです。

 

今年のフェアリーズでは、『和』の作品を出させていただいてますが、こちらの作品よりもっと「和」なんですね。もう、本の印刷に掛かってるころかしら?ホビーショウで初お目見えです。

 

今回のこちらの作品は、ちょっと『洋』の部分を残してあります(でも、どっぷりの和も大好き♪)

ペイントなしでホワイトワークのみ。

 

なぜなら、この台紙だから。

 

いつだったかな?どこだったかな? 

お花の作品展に誘われていったときに購入したものです。フラワーアレンジで使用する資材だったんですが、気に入って3色お買いげ。

 

気軽に飾れるように額なしで作成したかったのと、初めは周りがあったんだけれど、この紙をそのまま見せたかったので切り抜いちゃった。

行き当たりばったりで作った割には、どうにかおさまってますか?

 

最近の忙しさはすごいものがあって、時間をかけられないので短期間勝負(^_^;)

人間やれば出来るもんだ。

いえ、奇跡です。この短期間だけで出来たのって。これではいけないですね。反省

 

↓にも、もっと小物の和の掛け軸風。

いかがでしょうか和の世界?

 

もちろん今回のように和だけでなく、パーチメントっていろいろな世界が表現できるんです。

 

「これがパーチメント! これじゃなきゃ!!」などと決めつけてしまうにはもったいない!

 

真っ白な世界は素敵ですよね。私も大好きです。

でも、針とハサミでレースだけ!なんて言わないで、エンボスでの表現やペイント(いろいろな手法がありますよー)して、さらに世界を広げて頂きたいです。

もちろん和の世界も、他の国も。綺麗もかわいいもかっこいいも。

 

いろいろな手法でご自分の作品を表現してくださいね。

 

微力ながらそんなお手伝いができたらうれしいです。

2013年 1月

 

『娘から母へ 古希の贈り物』


昨年の11月にご注文頂いた、お母さまへの『古希』のお祝いの額です。

 

すっごい忙しい時期でしたが、とっても大好きな方からのご依頼で嬉しくて嬉しくて、思わず二つ返事で受けちゃいました(^o^)

 

いろいろお母さまのことをお聞きし、デザインを練ってみました。

 

まず、古希と言えども『70』を強調しないこと。

お孫ちゃんたちの名前を入れたい。

ということで、中央の部分の文言を決定。

 

≪お誕生日とAnniversaryとお母さまのお名前。それに、お孫ちゃん4人のお名前をゴールドでペイント≫

 

バックカラーは古希以降は紫を使用することが多いことを調べたのでおうかがいしたら、お好きな色と言うとでここも難なくクリア―。

 

≪紫のベルベットペーパーを使用≫

 

後は全体のデザインー。一番大変だけど、楽しい時間です。

 

お母さまが木彫りの先生だといことで、ふだん掘っているものを教えていただけたり、ウィリアムモリスがお好きだとか、西洋唐草模様がお好きだとかの情報もどんどん頂けて、とってもやり易かった!

 

お仕事を一緒にしことがあるご依頼主M さん。

やはり、テキパキさは昔のまま! 

こちらが用意したいくつかの物の中から、大体のイメージを決めるのもさくさくと。

 

ひじょーにやり易かったです。・・・だからと言って、私がさくさくとデザインが決まるわけではないのがつらい(>_<)

 

何度も試行錯誤しては書き直し、お気に入りのデザインが出来たときには、至福のひと時♪

 

≪パーチメントのペーパーバッグのカードデザインをもとに額仕様に変更し、なるべく草等の葉物の模様を多くしたかったので、他のデザインの一部を引用、後は勝手に自分で書いて作成しました≫

 

そうなると、早く作成したくてたまらなくなり、あっという間に出来あがり。作成時間は早かったー。と言っても、3日はかかります。さすがパーチメントだね・・・。

 

こういう時間を過ごせると、非常に精神衛生上よろしくご機嫌になります。

 

文言の部分を針模様で飾り、二段重ねに。

ちょっと高さを出したかったために、接着部分はそのまま飾りになるように、スワロのビーズを挟みました。

ちょっと、これお気に入りになりそうです。

二段重ねにする時には、苦労します。なぜならパーチメントペーパーが半透明で接着物が見えてしまうから。透けてきれいなのが仇になってしまうんですね。

ならば、そのまま飾りになるものを挟んで高さを出せばいいじゃん!とやってみたら綺麗に出来ました。

 

で、それがしたいが為と、カップボード(?)に飾りたいとのご要望だったために高さ制限があり、市販の額ではままならず、何と額をオーダーに!(どちらかと言うと、二段重ねの方が原因かしらん…)

すみません、予算目いっぱい使っちゃった(>_<)

 

出来上がった時の幸福感と言ったら、天にも昇る気持ち!!!

 

いやー、スバらしい時間を頂きました♪

 

ありがとうございました。

 

本日、お母さまにも無事お渡し出来たとのメールを頂き、喜んでいただけた模様で、ほっと肩の荷を下ろしました。

 

Mさん、ありがとうございました。

私にとっても、お気に入りの作品になりました。

 

・・・この作品の感激が大きく、なぜかまったく気の乗らないフェアリーズ作品が…。

神様、私をお救いください。

 

 

2012年12月

 

『Merry Christmas and Happy new year!』

 

もう12月も半ばですね。この時期は、師走の言葉通り走りっぱなしです。

詳しいことはまたブログの方にでもアップするとして。

 

今月の作品は、クリスマス用の額です。

『Merry Christmas and Happy new year!』をフランス語でトレースしてあります。

何度聞いても発音できません(^_^;)

 

日本ではクリスマスが終ると、すぐに新年の準備で模様替えしますよね。でも、欧米ではそのまま新年に突入。

あたりまえですね、もとから日本ではクリスマスの習慣がないのだから。

 

なので、慌ててしまわなくていいように、新年の喜びも一緒に。

おのずとクリスマスカラー一色にはなりませんでした。

長く置いて頂くのにあまり派手にならない様に、かと言って地味にもなってません。

 

実は、この作品じわじわと愛おしさがにじみ出てきました。

最初は販売目的なので売れなくてはっ!って思っていたのですが、何度か見ているうちにすごく好きになってしまって。

 

ちゃんとここで見守っているよっ!みたいな、いたいけな女性の様で。(まるで私、、、なんてことはありません)

 

難しいですね、大物販売品。売るために作っているのですが、手放せなくて。

そして、売れてしまうと哀しくて。

 

小物は、「行っといで! 役目を果たして、かわいがってもらうんだよ。」みたいに思ええるのですが。

 

もっとドライに割り切っていたつもりが、実際に売れてしまうとさみしくて。

こんなことではいけないわ。

 

ということで、この子もどなたか愛でていただける方に嫁入りできたらと思っております。

こちらの作品は、Viviennneで販売しております。

 

 

2012年11月

 

『花の輪』

 

書き始めそうそう、どうなんだこの額の名前・・・とおもってしまいますが思いつかないので仕方がない。

 

習って1年目ぐらいに一度作ったことがあるものを、Vivienneに置くために新たに作りました。

 

以前作ったものを手元に置きながら、いろいろなことを考えながら。

それにしても、初めて作った方はお見せできないくらいひどいエンボス。

いつか勇気が出たら出してみ……ない、絶対。

 

でもですね、ひとつ発見したんです。両方並べると初期のころのが勢いがあるというか、力強い花に仕上がってるというか。

 

販売用に作ったこちらは、なんて言えばいいかしら。とってもお行儀がいい?

エンボスの綺麗さはもちろんこちらなんですがね。<売り物なので当たり前です!

初期のころのは、本当に人さまに見せてはいけないものなんですが、とっても元気で、ね。

 

とはいうものの、この1-2年苦手なエンボスをひたすらきれいにするには?

と、考えてやってきたので、今の私には満足のできる仕上がりなんです。

売れたら泣いてしまいそうなくらいで。

 

こちらの作品は、Viviennneで販売しております。

実物はもう少し迫力あるので、是非実物をご覧くださいませ。

 

2012年10月

 

『WellcomeBord』

 

ショップ『Vivienne』で展示されてるこの額。生徒さんには見覚えのある額ではないですか?

はい、「イニシャルの額」で使用したもののお姉さんサイズです。

実は、この額お気に入りなんですが、サイズが4つあってこれよりもまだ大きなサイズもあるんです。

 

、って額の話ではなく中身の話を。

 

ちょっと小さめなwelcomeboardの方が、日本のお家事情にはいいのかしら??と、考え作成しました。

お手頃サイズで、作るのにもちょうどいいかもしれません。

 

同じデザインの花を、一枚目は白バージョンでホワイト・ティンタとグリッド#4で一面に針模様を施してあります。

2枚目には「Wellcome」の文字とペイントした花を施し、1枚目の白バージョンが透かし模様のように重ねてみました。

 

ちょっと奥ゆかしさが出てくれると嬉しいかなーっと。とてもお気に入りです。

2012年9月

 

『学校カラーの写真立て』ロシアバージョン

 

もう9月も終わりだと言うのに、なにやってんだ・・・、でございます。

 

いい訳その1 Vivienneのオープンで販売品に追われていたのです。これについては明日店長なので、ご報告を兼ねて後程アップさせていただきます。

 

いい訳その2 子供が夏休みで…、なんてのは全くいい訳になりませんね。だって大学生で全く手がかからないから。

 

はい、がんばりが足りませんかね。以前の仕事を言えないほどパソコン開けません・・・。

そんな暇あったら作品の一つでも作っていたい心境の今でございます。

 

そんな言い訳はさておいて。

 

もう、1年以上前になりますが、息子の高校卒業の時に3年間お世話になった、第2言語のロシア語の教授へのお礼の品をロシア語クラスからお送りいたしました。

子供たちの卒業と同じく先生も大学を退官され、最後の生徒たちだったんです。

 

残念なことに、大学で教授に教えてもらうことはなくなりましたが、このクラスのお陰で楽しい時間を過ごせたと息子が言っておりました。

 

『将来は、物理とロシア語で仕事がしたい!』といって、組主任と私を悩ませたあほ息子でございます。そんな仕事聞いたことないわ、それならもっとロシア語の成績あげんかいっ!! どの口でそれを言う?? ぜーっ、ぜーっ。

 

それました。

 

銀座『ITOYA』さんで学校カラーの写真立てを見つけ「もう、これしかない!」と早速購入して、「さて、どんな柄に??」と悩むこと数週間。

ロシアについての知識が乏しいのでインターネットで調べまくり、お恥ずかしながらロシアのイメージはこれしかなくって。本当に乏しい知識でごめんなさい。

 

古典のロシア文様です。

 

息子に聞いて「スパシーバ:ありがとうございました。」を上部にし、校章のまわりと下部には古典ロシア文様を。

 

革張りの写真立てはたたむと本の様になります。その拍子にタグを注文してつけていただいたので、中はそれほど凝らない様にと押さえたつもりなんですが、いかがでしょうか。

 

たまっていた写真の中にこれを見つけたのが大学の後期の始まった昨日。

懐かしさと埋もれさせていた申し訳なさで急きょアップさせていただきました。

 

先生、本当にお世話になりました。いつか子供たちにロシアでウォッカを飲ませてやってください。

 

お酒は二十歳すぎてから!

 

2012年8月

 

『Wedding Boarud』

 

8月も中盤に差し掛かりましたね。 

心なしか風がやさしく心地よいものに変わりましたか?

でも、これから残暑が厳しい時期ですね。皆様お体ご自愛くださいませ。

 

さて、今月の一枚は生徒のKさんの『Wedding Boarud』

ご結婚される次男君のために作成されました。

 

お話を頂いたのが6月だったかしら?

夏の挙式とのことで、あわててデザイン。涼やかな教会の祭壇をイメージしてデザインしました。

(相変わらず写真が駄目駄目でごめんなさい。リボンが文字に掛かったまま撮っちゃった。直すの忘れました(^_^;)

 

とにかく時間がない! レギュラーレッスンはお休みして、特別レッスンに切り替え。

それも毎週来ていただかないと間に合わない!!

 

頑張り屋さんの彼女は、毎週のレッスンに宿題をこなし、買い出しにも二人で出かけてどうにか完成

 

まだ初等科の6過程しか終了していないので、とても不安だったことと思いますが、ちゃ~んとやり終えてくれました。

 

最終日にはふたりで、しばし感動の時間をボーっと過ごし感激ひとしお。

 

実は額は別の物を用意したのですが、どうしてもしっくりこなかったので自宅にあった額に変更。

 

本当は太子か大衣位の額を想定してデザインしていたので、ちょっと窮屈なものになってしまいましたが、それでもこんなに素敵に仕上がりました。

 

いろいろと大変なことを抱えている彼女ですが、次男君たちの新生活に幸あらんことをお祈りいたします。お母さん業もお疲れさまでした。

 

末永くお幸せに!!

2012年7月

作品販売開始♪

 

6月が飛んでしまいました(^_^;) そのいい訳も兼ねてご報告を。

実は、、、

 

作品の販売を開始いたしました♪

 

NPO法人リベラヒューマンサポートの運営する静岡県三島市広小路の『ストランズ』の中の委託販売用のレンタルボックス

小さな小さなボックスの中のお店です。

 

以前から、直接オーダーいただいた方々には販売させていただいていたり、ホビーショウなどの販売・作品展などでお買い上げいただいたりと販売は初めてではないのですが、ちょっとドキドキ。

 

お店っぽい感じは初めてだからかしら??

いやいや、きっと価格の問題かもしれません。

 

ホビーショウは破格の安値での販売なので、売れないわけがない。

作品展は震災の寄付目的なので、こちらも普通の販売とは違うし。

オーダーは応援していただいてる方が多いので、それほど高い値段設定もしていない。だって、気持ちがうれしくてね。

 

そう、今回は初めて正当な値段をつけての販売です。

 

そうは言うもののそれでも弱気な値段設定かもしれません。

使用する資材は安っぽいものが使えないし(これは私の問題かもしれないが…。)

それに、手間のかかるパーチメントは時給換算してしまったらとてつもない値段が付いてしまうので、そこはダウンしました。

が、それでもきっと始めてみる方が多いので、周りのボックスの価格と違い驚かれるかもしれない。

 

まぁ、目の保養にでもいかがでしょうか?

 

まずは普及活動の一環と、生徒募集にオーダー受注の宣伝のためということで。

 

お近くの方は是非お立ち寄りください。

7月下旬には夏限定品が入荷します、ご贔屓に!!

 

 

2012年5月

Wedding WelcomeBoard

 

4月28日に結婚された、お仲人夫妻の次男君のために作成したwelcomeboardです。

 

新婦がディズニー好きということで、

カボチャの馬車がお城のゲートに到着したところを表現しました。

 

馬車の周りをくり抜いたことで『ぐっ』と引き締まりました。実は、これヒヤ先生の案。

とある日のランチの後、込み入った話をしてる途中で

『あっ、はしも。welcomeboard、真ん中くり抜いて馬車を浮かせたらどう?』と、いきなり言われて、私は「???」

もう、ヒヤ先生ったら。たぶんずっと、気になっておられたんでしょうね。いま一つきりっとしなかったボードのことが。

 

そのお陰で、やはりグレードが一段階上がった仕上がりになりました。

馬車の窓には、エンゲージリング、

馬車の紋章は、新朗の勤務先『航空自衛隊』の紋章、

マットにはティンカーベルがお出迎え、

そして、アイアンゲートの両端をレース模様で表現して、上にはwelcomeの看板を。いかがでしょう?

 

久しぶりに、ホワイトをメインに作ってみました。

最近、こってり色つき作品が多かったので、やけに新鮮で楽しかった(^o^)

2012年 4月

フェアリーズ2012『Rmeo & Juliet』

 

フェアリーズ2012に掲載された作品です。

 

今年からフェアリーズに参加させていただけました。

フェアリーズとは年に1回、東京ホビーショウの開催合わせて日本から出版される、パーチメントクラフトの本です。

 

今年のお題は『ドーム』オーバルのドーム型のケースの中に、立体で作品を飾ることができる資材を使用とのこと。

 

悩みに悩んで、私の憧れの【ロミオとジュリエット】からジュリエットの髪飾りを作成しました。

姉が置き忘れた映画のパンフレットに世の中にこんなに美しい女性がいるのかと思った私は幼稚園ぐらいだったかしら。初恋の相手と言ってもいいくらい。私のジュリエットはオリビア・ハッセ―。

 

その後、オードリーにも恋い焦がれた時期もありましたが、今回は初恋のオリビアに敬意を表してジュリエットの髪飾りにしました。ちょっとだけロミオの仮面も取り入れて。


2012年2月

卒業記念アルバム


息子の高校の謝恩会用です。先生への記念品に作成いたしました。

中には、生徒51名分のメッセージカードが収納されています。

3年間クラスが変わることがなく、先生も3年間ご一緒。

残念なことに、生徒は毎年若干の変動がありましたが、95%の子はずーーーっと一緒でした。

 

作品は3段階。

1まい目の校章部分と窓をレースにした2枚目、そして記録の部分?とでも言うのかしら。

 

またしても男性用の作品。そして男子校だったので一切甘くするつもりはなかったのですがね。

 

まずは、一番下の校章。

 

あずき色は学校カラー。すごくきれいにできました。

なんてね、実はプリンターで印刷したんだ…、校章。その上からブラックティンタでトレースしてはっきりくっきりに。

 

あずき色を表にしたのでエンボスが地味な仕上がり。

 

その分、2枚目で大きく窓を開け周りをレース模様で飾りました。

 

 

何度も言いますが、男性用なので固めな感じで仕上げようと思ったんだけど、謝恩会委員のお仲間に

「えー、きれいにしてもいいんじゃない?」と言われ、

先生の胸元を飾るコサージュにちなんで、ランの花をアクリル絵の具で描きました。

 

ランの花を描いたら、やはり白い小さな花もほしくなって、やっぱりつけちゃいました。

それでも、どうにか大人っぽい感じでおさまったかしら?

 

 

そして、最後は

 

2009年から2011年までの「E」クラス。

 

ほっほっほ。

ここへきてまじめにやっていた糸が切れて、ラティス模様の3段階目には、先生の愛称「GAKUSAMA」を、くっつけちゃいました。

 

子供たちは「学さん」って呼んでいたけど、先生のアドレスには「gakusama」ってあったので、そちらを採用しました。

 

最後までまじめにできなくてすみません。まるで出来の悪い生徒のよう。

 

2012年01月

還暦祝いの額

 

さる企業の社長さまの還暦のお祝いに贈らせていただきました。

 

オリジナル作品ですが、もとは我が師匠の作品を参考にさせていただきました。

 

師匠のヒヤ先生は赤い紙の上に古典模様の花柄など6つを黒のアクリル絵の具で描かれていて、上に古典文様の切り抜き(紹介しようと思ったら、すでにHPから消えていた、残念。すごいきれいなんですよ)

もうね、すごいのよ。アイデアがね。発想がね。色遣いとか、構成とかもね。

言い出したらきりがないし、惚れ込んだから弟子入りしたわけで、今更そんなところで感心してもね。

 

以前から描きたかった蓮の花にしたかったのですが、今回は企業家の男の方、そして仕事上での関係だったので甘さを全くなくして『昇龍』を筆文字で、キリッとね。

で、2012年辰年ですよ。登り竜をパーチしないでどうします!!ってことで、上の白い紙には文様に合わせて登り竜。

まだまだ、上り調子で頑張っていただきたいとの願いも込め、縁起もので攻めてみました。

 

へへへ。

実は、ものすごい『龍』好き! 『ドラゴン』ももちろん大好き。

私の中では『龍』はアジアン、『ドラゴン』はヨーロピアンでございます。

スペインの姉のところへ遊びに行った時も、きれいなお皿を買わないで(それはそれで後悔してますが)ドラゴンを担いで帰ってきた私です。筋金入りではないかと。。。

 

話がそれた…。

 

ちょっと残念があるこの作品。

実は『祝還暦』の文字とお誕生日の日にちを白い部分に入れるのを忘れて切り抜いてしまったので、あとから下の赤い部分に入れました。

せっかくのその方だけのためのオリジナルの作品なのに、もっと目立たせればよかったと。

私的にはひっそりとしていて好きなのですが、営業的にはどうよってことですよ。

『その方を思って作る唯一の作品』が作りたかったので、言ってみれば売りの部分だものねー。

 

でも、作品的にはこちらのほうが好きです! 断言!!

 

パーティで渡してもらったのですが、すごい反響だったらしくてよかった!!

(まだまだしられてないのね、パーチメント)

 

先日ご本人よりお礼の品と、直筆のお礼状を頂きました。ヒエェ~~、びっくり驚いた!!直筆ですよ!!!

恐れ多い・・・。って、そんな方に贈ってしまう自分もなんだかな―ですがね。

 

でも、とても喜んでいただけて、社長室に飾っていただいているみたいです。

テレビやら雑誌の取材も多い方なので、ここは是非一つ次の飾り物と換えられる前に証拠写真が残るといいのだが…。

はっ!なんと欲深いのかしら、私。

 

にっこうとうしょうぐう・・ってなに?

たべるられる?


さる?ねこ?

俺より有名??



What's up? Dank!

Every day、Every time

 

虹の橋を渡ってしまったダンクはいつまでも家族の中心にいます。

そして、今では4匹の保護猫とワイワイ・ガヤガヤと暮らしてます( ´∀` )

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